外壁塗装は業者によって料金などが異なります

外壁塗装は、塗膜剥離やひびの深刻化による雨漏りや内壁の腐食や外壁が崩れるリスクを抑え、住宅の寿命を延長することができます。
その結果、総合的な修繕費を低く抑えることにも繋がります。そのため、定期的な診断や適切なメンテナンスを行うと良いでしょう。

外壁塗装は、業者によって料金や見積額が異なります。また、悪徳業者はどの業界にも居ますので騙されないように注意する必要があります。
業者は、事前診断や提案内容や営業マンの知識や塗装職人の経験などが比較対象になります。業者との会話の中から判断できることもありますので、注意深く聞くと良いでしょう。また、業者のうち2社から3社ほど実際に見積りをとって比較するのも良い方法です。

また、外壁塗装で自社施工の業者は仲介などによる中間マージンの発生がありませんので、その分低価格でサービスの提供を行っていることが多いという特徴があります。
また、自社施工の場合は責任の所在が明らかですので、万が一トラブルが発生した時に責任追及がしやすいというメリットもあります。

料金については、訪問販売の場合は高くなる傾向があります。これは、営業マンが高く販売すればするほど営業マン自身の給料が上がる出来高歩合の割合が大きいためです。
インターネットなどで集客を行う会社は営業や店舗に掛ける費用が少ないため固定費を抑えて、その分料金が安くなる傾向があります。そのため、特に料金を抑えて依頼したい場合はインターネットで調べてみるのも良いでしょう。

他にも、高額な追加請求などのトラブルを抑える手段として、現場調査報告書などの診断書の作成があります。この診断書によって見積りや提案書を作成しますが、二段構えにすることで依頼前のチェックを二重にできます。

外壁塗装で重要な工程に下地の補修があります。
この補修によって、耐久性や防水性がしっかり機能するか決まりますし、きちんとしていないと塗膜が剥がれたり雨水の浸透によって外壁塗装や住宅の寿命にも関わってきます。
そのため、下地補修のための事前診断が大切になりますので、この診断をきちんと行う業者は良い業者であると言えます。

外壁塗装の業者を選ぶポイントとして、長期施工保証があるかどうかも重要です。
塗装材によって塗装の耐久性や性能や保証期間は異なりますので、どういった塗装を行いたいのかしっかりとしたビジョンを持って、選ぶのが良いでしょう。また、アフターケアをどの程度してもらえるのかも大切になります。
定期メンテナンスをしっかりと行ってくれる業者であれば、素人ではわからない点もプロならではの視点でしっかりと見極めてくれます。

外壁の塗り替えについて

外壁は新しい状態では防水力もあり水が掛かっても、内部にまで染みこむことはありませんが風雨に晒され時間が経つに連れてその機能が失われるようになります。水が染みこむことにより素材が脆くなり、その結果剥がれてしまう可能性があります。このため、外壁は一定の時間が経てば補修をする必要があります。補修は壊れてから行うものと、壊れる前に行うものがあり、壊れる前に行うものの代表が、塗料による塗り替えです。塗料による塗り替えは、既存の壁を塗装するというもので、塗膜を作ることで防水性を得ることができ外壁の耐久性を高めることができます。防水性が高められれば、内部に水が染みこむのを防ぐことができ壁の破損を防ぐことが可能です。
また小規模な亀裂などであれば修繕して塗料を塗ることで補修が完了するのでまったく壁を取り換えてしまう方法よりも安価に修繕することが可能です。
また塗り替えでは色を変えるといったこともでき建物のイメージを変えることも可能です。

外壁の塗り替えに使われる塗料としては、ウレタン系とシリコン系の２つが主流となっています。
以前にはアクリル系が使われていましたが、耐用年数が５年程度と短いため、プロの業者で使っているところは少なくなっています。

一方でウレタン系の場合には１０年程度の耐用年数がありもシリコン系が登場する以前は代表的な塗料として使われてきましたが、より耐用年数が長く１５年程度持つとされるシリコン系塗料が登場するとシリコン系塗料が主に使われるようになっています。特にシリコン系塗料はウレタン系とほとんど変わらない価格であるためコストパフォーマンスに優れます。

さらに高級塗料としてはフッ素系塗料があり、耐用年数も２０年程度と長い反面で価格が高いため、外壁に使うのは少なめです。また遮熱性などがある機能性塗料なども価格が高いため使われるのは稀です。
一方でこれらの高機能高耐久性のある塗料は、もっとも風雨にさらされ太陽光に当たる時間がもっとも長い屋根の塗り替えなどに使われる経口にあります。

一方で外壁を塗り替えするデメリットとしては、抜本的な修繕にはならず、既存の壁の防水性を塗膜によって取り戻すということになります。このため壁の内部に何らかの問題が生じている場合には塗料を塗っただけでは解決することはできず、剥がれる原因にもなります。
そのため業者の多くは壁の状態を確かめてから工事に取り掛かるのが一般的です。

外壁塗装の寿命ってどの位か知っていますか？

外壁や屋根の塗装鉄部の塗装のポイント