サンディングの劣化とは~原因と対処法~｜外壁塗装のゼロホーム
サンディングが劣化するとどうなるのか
サイディングの劣化具合は年数とともに顕著になってきます。見たり触ったりすることで簡単に確認できます。特にシーリング(継ぎ目)部分は劣化しやすく、ひび割れなど見た目にわかる場合がほとんどです。サイディングボードが反る場合もあります。そういった劣化部分から外気・雨風が入り込み、建物の腐食が始まっていきます。
腐食が進むと外壁が落ち、住居部への水分の侵入、コンクリート部の強度の低下などのトラブルが発生します。また、建物が傾いたり、隙間ができることによって、断熱性の低下にもなりかねません。ついつい気になっても大丈夫だろうとほったらかしになりがちですが、一度発生すると状況が改善されることはなく、むしろ悪化するばかりです。
サンディングが劣化する原因
劣化にはたくさんの原因が考えられますが、まずひとつ、サイディング自体の年数経過による寿命(表面の塗装が剥げるなど)もあります。その他には外壁を洗うときに用いる高圧洗浄機が挙げられます。サイディングとは相性が悪く、圧力が強すぎるために大事な外壁を傷めてしまいます。洗浄する場合は水を優しく、上から下にかけ流すようにします。カビや汚れを落とすために洗剤を使うことがあると思いますが、注意が必要です。
アルカリ性や酸性の洗剤は劣化を進める場合もあります。クレンザーも外壁表面を粒子によって傷つけてしまうことがあります。また、大きな台風や地震がきた場合は損傷する可能性が高くなりますので、必ず点検をするようにしましょう。
サンディングの劣化を補修方法と注意点
主な劣化の補修方法として3つあります。
1つ目は「サイディングボードの張り替え」です。古いサイディングボードを撤去して新しいものを張り替える方法と、撤去せずに古いものの上から張る方法の2種類あります。2つ目は「サイディングの塗装」です。張り替えすることなく、上から塗装します。外壁そのものの性能を蘇らせることができます。3つ目は「シーリング部分のリフォーム」です。古いシーリングを撤去して新しいシーリングを打ち直す打ち替えと、古いシーリングを補修しつつ新しいシーリングを打つ、打ち増しの二種類があります。
どの方法をとるのがベストなのか迷うところです。選択する手段によっては金額にも幅がありますし、無駄な出費はしたくないですよね。間違った修理方法を取ると更に外壁が傷むため、プロにお任せすることをおすすめします。詳細は是非お問い合わせください。
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