コンクリート剥がれの対処法|外壁塗装のゼロホーム
コンクリートが剥がれとどうなるのか
コンクリートはお菓子で例えるとモナカの様な形状をしており、外側の皮の部分が剥がれてしまうと中のあんこが漏れてしまうようにコンクリートも外側が剥がれてしまうと、中の部分にヒビが入り、壁全体が壊れてきてしまいます。
しかしこのモナカでいうあんこの部分は素人では状態を判断しにくく、知らないうちに皮の部分に雨が入り込み、中のあんこがびちゃびちゃになってしまうケースが多々あります。
こうなってしまうともう一度モナカを作り直すしか無くなってしまうので、材料費等が非常に多額になってしまいます。
修理の目安としては外側のコンクリートが雨によって浮き上がってくるとその部分が劣化している状態なので、内部が雨水でびちゃびちゃになる前に修理を施しましょう。
コンクリートが剥がれる原因
お風呂場の床がタイル状になっている方で排水溝の近くだけタイルが剥がれてしまう経験ありませんか。
これは水が必ず通る箇所に長年水によって少しずつ負荷が掛かってしまうため、タイルを固定していたコンクリートが劣化してしまったからです。
これと同じ現象が家の外壁にも発生しており、お風呂場と違い家の外壁の場合外壁内部にも水が入り込んでしまうため、外壁全体のコンクリートが剥がれてしまい放置しすぎると家全体が崩れてしまう事態になります。
またほんの一部分だけだから大丈夫と思っているとその部分から雨水が入り込んでしまい、その劣化した部分が原因で全ての外壁のコンクリートが崩れてきてしまうので、少しでも外壁部分が剥がれていたら修理しましょう。
コンクリートの剥がれの補修方法と注意点
コンクリートが一部分だけ剥がれかかっている場合は、エポキシ樹脂とステンレスピンと呼ばれている特殊な物質を使用したピンニング工法で修理することが可能です。
この方法は外壁の一部分に穴を空けてその部分から接着剤の様な物質を流し込みそのまま固定するというやり方で、この場合は比較的修理費用を安く抑えることができます。
しかし全体的にコンクリートが剥がれてしまっている場合は、一度全部剥がしてから修理しなければなりませんので修理費用も高くなってしまいます。
この場合雨水等が原因で外壁の内部が接着しにくく変形してしまっている場合があるので、超高圧水で目荒らしを行い接着部分を平らにしてからタイルを付ける必要があります。また洗浄しなくてもタイルを接着できる場合もあり、こういった判断や間違った修理方法を取ると更にコンクリートが痛むため、安心できるプロにお任せすることをおすすめします。
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