外壁の劣化症状とは~原因と対処法~｜外壁塗装のゼロホーム

外壁が劣化するとどうなるのか

外壁が劣化すると、分かりやすい変化として色が変わってきます。全体的にくすんだような色合いになり、古臭さを醸し出してしまいます。これでは自分が見ても他人が見ても美しい姿とは言えません。次に色の変化だけでなくヒビが入ってきて実害が出始めます。ヒビの中から雨水が中に入ると、どんどん中へ進んでいくので雨漏りなど内部への被害へ繋がってしまいます。最初は一ヵ所の雨漏りで済みますが、常に湿気に満ちた空間になることでついには家全体がボロボロになっていきます。最終的には外壁がガラリと崩れてしまい、家として機能しなくなるのです。このように、最初は色の変化から始まり家として機能しなくなるほどの状態になってしまうので、外壁の劣化は見逃してはならないのです。

外壁が劣化する原因

外壁が劣化する原因は、主に自然現象によるものが大きいです。雨や風は、単体で考えるとたいしたことがないですが、雨や風を5年10年と連続して受けることでどんどん悪くなってしまうのです風は海沿いの岩の風食をイメージしていただくと分かりやすいのですが、たかが風と言っても岩の姿を変えてしまうほどの威力を秘めているのです。台風は、その雨と風が同時に強く襲い掛かるので恐ろしい現象ですし、地震も震度が大きいほど外壁へのダメージも大きくなります。晴天が続けば太陽の紫外線の影響でダメージを受けるので、結局は晴れでも雨でも常にダメージを受けていることになります。外的なダメージに加えて外壁はモノである限り経年劣化も常に進みます。

外壁劣化の補修方法と注意点

外壁劣化の補修方法として、まずヒビですが軽度の場合はシール材を注入することにより雨水などがこれ以上中に入っていかないような対策をします。中度の場合はエポキシ樹脂をコンクリートの内部まで浸透させ、コンクリートと同化させるような形をとります。重度の場合はヒビに沿ってU字型にカットし、シーリング材を充填します。当然のことながらヒビが重度になればなるほど大掛かりな作業となります。エフロレッセンスという白い水あとに対しては弱酸性の液体で洗浄することになりますが、エフロレッセンスはヒビからコンクリート内部に入った水が蒸発して発生するものなのでヒビの修復作業も必要となってきます。注意点は知識があったとしてもセルフで行わないことです。間違った修理方法を取ると更に外壁が傷むため、安心できるプロにお任せすることをおすすめします。

色見本を使いこなす外壁塗装テクニック

東京エリアで需要が高い外壁塗装の傾向