外壁のメンテナンスとは|外壁塗装のゼロホーム
外壁のメンテナンスが必要な理由
夏の強い日差しや、真冬の冷たい空気から住む人を守ってくれる家屋。家屋の外壁は雨や風、時には台風の強い風雨にも耐え、常に過酷な環境にさらされています。どんなに頑丈な素材が使われていたとしても、何年も経てば細かい亀裂が入ったり、一部が剥がれてしまったりするものです。
特に、タイルの目地や外壁材のつなぎ目などに使われている灰色の「コーキング」と呼ばれる防水処理のされた部分は、定期的に点検を実施し、必要に応じたメンテナンスを行いましょう。どのくらいのサイクルでメンテナンスが必要かは気候などの環境により差が出てきますが、一般的には5年から10年程度を目安に考えれば良いでしょう。もちろん、日常の汚れの拭き取りなどの清掃も外壁を長持ちさせるために非常に大事なことです。
その他にも投げ捨てられた生活ゴミなどが多くあると、どんどん他のゴミを誘引していってしまいます。汚い庭の家庭にはゴミが心理的に捨てやすくなるのです。そう思われないためにも自宅の周辺は綺麗な状態でいることが好ましいでしょう。また外壁部分の掃除を怠るとどんどん泥や土が溜まっていってしまい思わぬ劣化を招きます。そうすると雨風への耐久性も弱まってしまいますので、要注意です。
外壁をメンテナンスするメリット
では、外壁をメンテナンスするメリットとは何が考えられるでしょうか。
最大のメリットは、住宅そのものの寿命を延ばすことでしょう。外壁の持つ性能を維持できるように定期的なメンテナンスを行えば、住宅全体の寿命は長くなります。これは非常に重要なことと言えますね。
また、部分的な補修を施すことで大がかりなリフォームの回数を減らすことができます。一般的に、部分的な補修では数万円程度ですが、家全体の外壁をリフォームする場合は数十万円、素材によってはもっとかかることもあります。
当然のことですが、メンテナンスを施すことで水漏れなどの被害を未然に防ぐことができるというメリットもあります。計画的な点検、そして補修は非常に重要ですので、長いスパンで計画を立てて実施していきましょう。
外壁をメンテナンスする方法と注意点
点検の方法としては、まず目視で細かいヒビや亀裂がないかどうかを確認します。そして塗装の表面に汚れや色褪せがないかどうかをチェックします。色が白っぽくなってくれば再塗装の必要があります。次にシーリングを目視して、亀裂や剥離が起きてないかを確認します。最後に金属部分のサビや化粧部材が欠けていないかをチェックしてください。
これらの点検で、気になることが見つかれば再塗装や打ち直しなどのメンテナンスが必要になってきます。ひび割れなどをパテで埋めたり、シーリング材を打ち替えたり、また再塗装などが必要になることもあります。
補修工事やメンテナンスは専門の業者にお任せしましょう。高所での作業が怪我の原因につながることがありますし、間違った修理方法を取ると更に外壁が傷むため、プロにお任せすることをおすすめします。
外壁の色の選び方のポイントについて
屋根塗装に関して知っておきたいことが多くある