メンテナンスフリーの外壁について
メンテナンスフリーの外壁とは存在するのか
外壁には様々な種類があり、仕上げにはどのような種類においても必ず外部環境負荷によって劣化してしまうため、本当の意味でのメンテナンスフリーの外壁というものは存在しないと言え
ます。しかし、メンテナンスフリーに近い耐久性や耐光性の高い外壁は存在しています。
メンテナンスフリーというのは、その外壁材自体は100年以上更新する必要がないが、壁材の継
ぎ目や目地などを定期的に更新することが必要になる場合がありますので、やはりノーメンテナンスという訳にはいかないことを把握しておかなくてはなりません。
メンテナンスフリーに近い外壁とは
メンテナンスフリーの外壁という謳い文句には、こういった特徴を理解して検討することが重要です。
メンテナンスフリーに近い外壁はいくつかあり、石張りなどの高価な仕様は、厚みも大きく、ほとんど劣化することがないため60年から100年くらい維持することができ、ステンレススパン
ドレルやアルミスパンドレルという錆に強い金属サイディングも40年から50年くらいの期間維持できるとされています。
その他にも軽量気泡コンクリートと呼ばれるALCという厚みのある材料や磁器質タイルも材質自体に水の浸透の影響がほとんどないため、長期のメンテナンスが不要となっています。それに比べ
、塗装仕上げという外壁仕様の場合は、塗装の種類がアクリル塗装やウレタン塗装の場合10年も経たないうちに更新する必要があるため、メンテナンス費用が発生します。
販売されている塗料には品質というものがある
外壁材にはどんなものがあるのか