外壁の様々なひび割れ補修について

コーキングによる外壁のひび割れ補修

木造住宅に多いモルタル壁の欠点は、小さなひび割れが走りやすいことです。これを起こす原因としては下地処理が省かれていたり、年月が経って木造部分が乾燥した、地震によるひび割れなどが挙げられます。モルタルとは砂とセメントを水で練った建材です。コンクリートのように砂利や石を含んでいないので時間がたてばいつかは必ずひび割れが発生してしまうのです。補修方法としてはその箇所にコーキングを施します。ホームセンターなどに行けばひび割れ補修用のガン注入出来るコーキング材が売っています。コーキングを施した上に下地材を塗り、再度塗装すればモルタル壁は元通りになります。

外壁のひび割れ補修、目立つ前に塗装をしよう

通常モルタル壁に汚れや傷みが目立ち始めるのは施工後３、４年目です。
できれば4年間隔ぐらいでモルタルの塗り替えを行うか表面を再塗装したいものです。外部の木部については3年ごとの再塗装が理想ですが、そう頻繁に塗り替えるわけにもいきません。
しかしひび割れが始まる前に汚れや傷みが目に付き始めた時点で早めに処置することが最善のリフォーム方法です。大きな出費はありますが、長い目でみればこの方が経済的です。外壁のひび割れが大きくなりすぎて雨漏りしたり劣化が激しくなったら、モルタル壁を張り替える大規模な工事が必要となります。それこそ廃材処理や下地工事が必要であり費用も莫大になります。外壁のひび割れを発見したら早めの補修が一番大切です。

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