外壁の種類とそれぞれの特徴について
外壁の種類と法律による要求性能について
外壁の種類には様々な仕様や、建材メーカーによる製品が販売されており、外壁に求められる性能には法的な要求もあることを理解する必要があります。
外壁には雨水や外気温の影響をできるだけ受けないようにする防水性や断熱性が必要である一方で、法律上においても火災から一定時間燃えずに耐えられる不燃性能が要求されます。特に市街地
など建物が密集した地域では、市町村によって防火地域やそれに準じた準防火地域と定められたエリアでは、外壁の不燃性能や防火性能を求められますので、それに応じた仕様で設計施工をされ
なければ建築許可や使用許可が下りない仕組みになっています。
外壁の種類と施工上の分類について
外壁の種類には、施工上の分類として湿式工法と乾式工法とに分かれています。湿式工法とは字のごとく水分を必要とする材料を用いて、乾燥し収縮する過程で外壁として定着するという特
性を利用した外壁材の施工方法となり、具体例としてはモルタル下地に吹付け塗装という仕様や、左官仕上げという漆喰やセメントモルタル、またはタイルを接着剤で貼り付ける工法も湿式工法
に分類されます。乾式工法とは主に板状の外壁材をビスや金物を用いて機械的に取り付ける方法で固定する施工方法となり、サイディングなどのボード建材や外壁タイルを専用のレールに引っ掛
けて固定する方法なども乾式工法に分類されています。
外壁塗料の種類も値段様々あります
外壁の塗装リフォームの単価の見方