外壁に工夫ができる木の建材の利用
木材を用いての外壁に対する質感作り
木の魅力の一つは、その独特の色合いや質感です。内部に年輪を持つため、独特の模様を表現できます。特に木に慣れ親しんできた日本人にとって、建物の外壁にこうした建材を用いる価値
があります。外壁にこのような素材を使う上で心配であるのが、耐久力の面です。確かに無垢の素材をそのまま利用するとなると、長年の使用により雨水が浸入し、腐食といった問題が生じます
。しかし、外壁に対して保護のためのオイルを用いれば、雨風に晒されたとしても十分な耐久力を発揮してくれます。木材の表面にオイルを染み込ませることにより、たとえ雨にさらされたとし
ても腐食を防ぐ効果があります。
サイディングによる外壁への木の使用
建物を建築する上で、外壁に木材を用いるとなると作業の手間が掛かります。この事が、施工の料金にも影響を与えます。作業の手間や時間が掛かるほど、費用の負担は大きくなります。そ
こで、木材のサイディング建材を利用するという手もあります。サイディングは、工場で壁材を生産し、それを建築現場で壁部分に貼り付けることにより、壁面を作り出すことができる建材です
。木材により作られたサイディングであれば、作業のための手間や時間は大幅に短縮が可能です。またサイディングは品質が均一であるというメリットから、安定した建物の保護ができるという
点において得られる効果が大きいです。
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