外壁タイルの効果とメンテナンスについて
外壁タイルの特徴と注意点について
住宅の外壁には様々な種類があり、一般的な仕様にはサイディングというボード材が用いられます。その他にはモルタル下地に塗装という仕上げや、発泡コンクリート板などの外壁材もあ
りますが、比較的コストが高い仕上げとしては、外壁タイルという仕様が一般的です。外壁タイルとは磁器質や陶器質などの種類があり、タイル自体の防水性は非常に高く、水を浸透するこ
とはほとんどありません。
外壁タイルには周辺に目地という隙間があり、目地にはタイル専用のモルタル材が充填されます。劣化する部分としては、この目地の部分のモルタルが欠損し
たり下地との浮きにより雨水が浸透して劣化が進行していきます。
外壁タイルのメンテナンスと周期について
外壁タイルには適切な周期でメンテナンスをする必要があり、メンテナンスをせずにそのまま放置しておくことは外壁の劣化スピードを速め、老朽化を進行させてしまうことになりますの
で、計画的な修繕が重要となります。外壁タイルは新築後10年経過する頃に打診調査と目視調査を実施し、浮いている部分や目地の欠損がないかどうかを調べます。浮いている部分やタイル
が割れている部分については貼り替えか、アンカーピンニングという下地との浮き部分に樹脂を注入して固定する補修方法で対応することが必要となります。
目地の欠損部分に対しては
モルタルを再度充填することで、雨水の浸入を防ぎます。
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