モルタル外壁とは｜用語集｜外壁塗装のゼロホーム
モルタル外壁とは
モルタル外壁とは、水に砂とセメントを混ぜ込んだ建築材料であるモルタルを主材として仕上げ材に利用した外壁の種類の一つである。仕上げの表情にコテのパターンを付けたり、マットな質感を表現するために用いられる外壁であるが、防水上ネックになる割れを生じる可能性が高いというデメリットがある。
割れをなるべく引き起こさないように、下地にはラスと呼ばれる金網状の収縮誘発材やメッシュシートを用いることで、割れの現象を制御する手法が一般的である。
モルタル外壁自体は、割れが生じず健全な状態を保てるのであれば、30年以上の耐久性があるが、地震や経年劣化の過程で割れが発生しないケースはほとんどないため、定期的に点検を行い、防水性を損なう割れがないかどうかをチェックする必要がある。その他にも、全面的に打診調査を行い、下地との間に間隙がないことをチェックして剥落する恐れがないことを確認することも重要である。もしもモルタル外壁の中で間隙が確認された場合は、その不健全な部分を撤去し、塗り替えなどの補修を行うことが必要となる。
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