ケレンとは|用語集|外壁塗装のゼロホーム
ケレンとは
ケレンとは、塗装更新工事における下地調整の役割があり、既存塗膜に付着した汚れや錆を削り取って新しく塗料を塗りやすくするための工程である。
ケレンを実施せずに塗り替え作業を行うと、既存塗膜との密着性が悪くなり、早期剥離の原因となるため、屋根塗装の塗り替え時には必ず工程に必要な作業となる。
住宅で行われる塗り替え工事においては、既存塗膜の状況に応じて実施する作業の種類が分類されている。
最も塗膜の状態が良い場合は紙ヤスリなどの手作業で行う4種、一部に汚れや錆が発生している場合は電動工具を併用して作業を行う3種、汚れや錆の程度が劣悪な場合に電動工具で劣化部分を全体的に除去を行う2種などがある。1種に関しては既存塗膜や下地まで完全に撤去する作業となり、住宅規模の塗り替え工事において実施することは稀である。
ケレンの種類によっては手工具だけでなく電動工具を用いるため、4種から1種にかけて単価が高くなり、工事費用や工程に影響する割合も大きくなる。
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