あまり知られていない外壁塗装の工程とは
意外と重要な初期段階の準備
外壁塗装の工程としては、塗装をする準備の段階で多くの時間をかけます。まず、足場設置を最初に行う必要があります。足場設置がないと高いところなどは塗ることができないためです。足場設置は塗装をする場合に重要になりますので慎重に丸1日かけて行うことが多いのです。
次に防飛ネットを張ります。防飛ネットは塗料が隣の家などに飛び散らないようにすることを目的としています。ただし、夏の台風シーズンなどはネットが飛んで行ってしまい危険なためネットをたたむこともあります。
塗料を塗る準備ができたら、次に外壁を高圧洗浄機で洗浄します。汚れを落としてきれいな状態にしてから塗装を始めます。
外壁塗装は3度塗りを行う
いよいよ塗装をする準備が整うと、最後に養生をして塗装の工程に入ります。塗装は下塗り・中塗り・上塗りと3度塗るのが普通ですが、この中で下塗りが一番重要になります。下塗りは、その後に塗る中塗りや上塗りがしっかりなじむように塗るものですので、下塗りがいい加減だといかに質の良い塗料を使ったとしても意味がありません。そういう意味では下塗りは基礎中の基礎なのです。
下塗りが終わると中塗りと上塗りを行います。このように外壁塗装でわざわざ3重に塗る理由は、雨風や直射日光から住宅を守るためです。時間をかけてじっくり塗ることで強固な外壁が出来上がります。
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