外壁及び屋根に於ける塗装塗料の選び方
塗装塗料の種類と特徴について
現在外壁及び屋根の塗装に用いられる塗料には、その素材によりアクリルとウレタン、シリコン、フッ素樹脂の4種類に大別されます。
アクリルの特徴は、発色が良く価格も安い一方で耐久性が4~5年程と短く、ウレタンは密着性や防水性に優れ価格も手頃で耐久性は6~7年程度、シリコンは塗装に必要な機能をバランス良く備え、価格は安くありませんが耐久性が10~13年程度と長い素材です。更に、フッ素は宇宙飛行機にも用いられる素材で機能性及び価格も高く、特に耐久性が15年以上と非常に優れています。
また、機能面からは太陽熱を反射させ、外壁や屋根の表面温度延いては室内温度の上昇を抑制する遮熱性塗料や自動クリーニング機能を備え汚れがつき難い光触媒性塗料なども登場しており、塗装箇所や予算等に合わせた選び方ができます。
目的及び用途から見た塗料の選び方
塗装塗料に関し、周囲環境を含め使用する箇所及び場所や期待する機能また予算など目的や用途から見た選び方は、以下のポイントが挙げられます。
まず、費用を安く抑えたい或いは色を柔軟に変えたい云う場合にはアクリル、手頃な価格で機能性も耐久性もある程度備えたい場合にはウレタンが一般的です。そして、シリコンは機能性及び耐久性のバランスが良くコスパを重視する場合には最適で、フッ素ではその耐久性から頻繁に塗装ができない高所や広い壁や急勾配な屋根などに適しています。
そして、特に夏の暑さが厳しい場所や消費電力の節減を図る場合には、遮熱性効果を有する塗料が有効であり、また海辺や湿気が多い場所或いは汚れ易く掃除がし難い箇所などでは光触媒性も備える塗料が最適です。
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