外壁塗装工事の工程を知っておこう
まずは足場の組み立てから
外壁塗装工程の中で一番最初に行うのは足場の設置です。人の手で塗装をする以上、建物全体に満遍なく塗装できるよう足場を設置することが大事になります。足場の設置が終わるとその周りをぐるりと囲むように防飛ネットを取り付けます。これは隣の家の壁や駐車場に置いてある車などに塗料が飛び散ることを防ぐためです。
足場とネットが設置し終わるといよいよ作業開始ですが、いきなり塗料を塗り始めることはなく、まず壁の汚れを落とすために高圧洗浄機で壁全体を洗い流し、汚れやほこりを取り除き、またクラックなどがないかどうか確認をするのです。
塗装は2度から3度繰り返し塗る
クラックなどが見つかると下地調整としてパテで埋めます。塗料の防水性や撥水性の質が高いものでもクラックがあるとそこから水が入り込むためしっかりと下地調整をしないと防水性や撥水性の意味がなくなるのです。
下地調整が終わると下塗りが始まります。下塗りではシーラーを塗りますが、これはその後に塗る中塗り・上塗りの塗料がなじむよう密着性を高めるために塗るのです。
下塗りが終わると中塗り・上塗りを行います。中塗りは全体に満遍なく塗りますが、上塗りは紫外線が当たりにくい北側は塗らないこともあります。
このような塗装工程を経るため通常外壁塗装は10日から12日ほどかかるのです。
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